1979年 東京都立国立高校卒業

1980年 成城大学文芸学部芸術学科に入学。入学と同時に同大学オーケストラのレストロ・アルモニコ管弦楽団に入団してヴァイオリンを弾き始め、新日本フィルのコンサート・ミストレスの常光氏、東京都交響楽団の亀井俊夫氏と中西利通氏に師事、薫陶を受ける。

成城大学レストロ・アルモニコ管弦楽団では1982年次のコンサート・マスターを勤めた。)

1984年 同学科音楽史・音楽学専攻を卒業、東京都目黒の弦楽器専門店に入社。

当時の工房では佐藤正人、前田幸雄各氏の弟子などが働いていて、楽器及び弓の修理調整・メンテナンス技術を学んだ。

1991年 アメリカ及びヨーロッパを巡り、ロンドンのBeare、クレモナのPierangelo Barzalini、シカゴのBein&Fuscie、同じくシカゴでクレモナ・コンクール優勝者の松田鉄雄氏の工房、パリのPascal&Bernard Camurat、 Jean-François Raffinなどを訪れた後に帰国。

特にロンドンのBeareの工房とクレモナのPierangelo Barzaliniの工房での滞在では大きな影響を受けた。

(Pierangelo Balzarini氏は1988年のクレモナ国際コンクールで優勝した人物である。

同年、帰国後に(有)バイオリン・リサーチに入社。日本を代表するヴァイオリンメーカーの一人で同社の技術統括ディレクターである大川文夫氏ので製作及び修復を学ぶ。

また、大学卒業後も様々なオーケストラにて演奏活動を続け、1991年頃に横浜の社会人オーケストラに入団(1993年〜2004年コンサート・マスター)。  2002~2005年に日本アマチュア・オーケストラ連盟のマスターズに参加、長岡京アンサンブル主催者のソリストである森悠子氏に薫陶を受ける。並行して多くの社会人オーケストラへの賛助出演、室内楽のコンサートの公演などを行う。

 2006年からイタリアにて製作を開始。2009年&2012年のクレモナ国際コンクールに出品。クレモナのMorassi、サン・ポロのM.Piccinotti、パルマのScrollavezza&Zanré、ミラノのL.Rossi、トリノのメーカーなど様々な製作者と交流。

パリ、ロンドン、フランクフルトなど各地の音楽界の様子も見つつ、製作と研鑽。

2017年には、東京都交響楽団ヴィオラ奏者の中山良夫氏に依頼された5弦ヴィオラを製作。同年11月に東京で行われたリサイタルで高い評価を受けた。

 

2018年10月に、「楽器と弓の融合の完成」をめざしてフランスのパリに移動。

有名なVatelot et Rampal, J.F.& Sandrine Raffin, J.J.Millant et Le Canu, Bernard Sabatier, Gilles Chancereulなどと交流している。

日本弦楽器製作者協会 会員。

北垣豊実

Kitagaki Toyomi

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